【洋画】「E.T./The Extra-Terrestrial」(1982)【邦画】「12人の優しい日本人」(1991)

2020年10月16日

【洋画】「十二人の怒れる男/12 Angry Men」(1957)

[ひと言感想]
合意形成が依拠すべきはファクトとロジック、即ち、客観性である。
個人の直感と思い込み、もとい(苦笑)、経験と信条、即ち、主観性ではなく。
また、それが醸成する「空気」では断じてなく。
しかし、裁判員裁判経験者として確信するが、裁判の合意形成はそう一筋縄では行かない。
というのも、何より収集可能なファクトが極めて限定的で、主観性を排除し切れないからである。
本作は却って主人公格の主観性が肯定的に働いた格好だが、結果論かつ幸運である。
裁判が「疑わしきは罰せず」の原則という、一般の会議ではあり得ない「問題を先送りする」オプションを有するのは、神頼みになりかねない合意形成の補償ではないか。
必要は発明の母だが、不完全性は原則の母である。


十二人の怒れる男 [DVD]
出演:ヘンリー・フォンダ、ジョセフ・スィーニー、エド・ベグリー、リー・J・コッブ
監督:シドニー・ルメット
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2010-08-04




kimio_memo at 07:18│Comments(0) 映画 

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【洋画】「E.T./The Extra-Terrestrial」(1982)【邦画】「12人の優しい日本人」(1991)