【邦画】「男はつらいよ 第14作 寅次郎子守唄」(1974)【邦画】「不毛地帯」(1976)

2014年04月21日

【洋画】「レ・ミゼラブル/Les Misérables」(1957)

[ひと言感想]
「私は君の魂を買う」。
「不幸には同情、幸福には寛大」。
とりわけこの二言が心に刺さりました。

金銭が真に果たすべきは、人の尊厳と可能性の尊重なのでしょう。
然るに、司教は銀の食器だけでなく、母親の遺品の銀の燭台まで、ジャン・ヴァルジャンに恵んだのでしょう。
医者が診るべきは病気ではなく人であるのと同様、人が買うべきはモノではなく人に違いありません。

そして、真の不幸とは、努力と人知を超えた因果なのでしょう。
然るに、その悲惨さ、割り切れなさ、絶体絶命さにジャン・ヴァルジャンは同情し、売春婦に身を落としたファンティーヌと、囚われの身となったジャヴェールを助けたのでしょう。
不幸は、根絶できなくても、断絶できるに違いありません。


レ・ミゼラブル ニューマスター版 [DVD]
主演:ジャン・ギャバン
監督:ジャン=ポール・ル・シャノワ 
IVC,Ltd.(VC)(D)
2012-07-11

 

無知と悲惨のある限り、本書も無益ではあるまい。
ヴィクトル・ユーゴー


kimio_memo at 07:26│Comments(0)TrackBack(0) 映画 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
【邦画】「男はつらいよ 第14作 寅次郎子守唄」(1974)【邦画】「不毛地帯」(1976)