【洋画】「スラムドッグ$ミリオネア/Slumdog Millionaire」(2008)【邦画】「男はつらいよ 第14作 寅次郎子守唄」(1974)

2014年04月17日

【経営】「伝説の外資トップが明かす 勝ち残る人財の原理原則」新将命さん

P31
「グローバル」の定義なくして勝ち残ることはできない

(前略)
まず、「経営の原理原則」から話すことにする。企業が飛躍的に成長するためにグローバル化は必須であるといわれているが、そのために欠かすことのできない三つの条件がある。理念と目標と戦略である。方程式でいえば「理念+目標+戦略=方向性」だ。

自社が将来的にどのような会社になりたいのかというのが理念である。理念とは理想を念じるということである。将来のあらまほしき姿、英語でいえばビジョンがこれにあたる。

理念に基いて目標を作る。売り上げ目標、利益目標、シェア目標などの短中長期の目標である。

目標の次には戦略が続く。戦略を打ち立てる時、戦略の構築と遂行の前工程には理念と目標がなければならない。単純化していえば、理念とは「どうなりたいか」ということ、目標とは「何を成し遂げるか」であり、戦略は「何を行うか」ということである。

したがって企業のグローバル化を推進するためにはまず理念と目標を作り、そのための戦略を戦術に落とし込んで実行することによって、はじめてグローバル化は可能となる。ただ単に「グローバル化」、「グローバル化」と呪文のように唱えているだけでは何も変わらない。


P150
自分の「USP(ユニーク・セリング・プロポジション)」は何か

(前略)

一言でいうと、USPとは「私の売り」であり、「私の差別化」である。

一度自分にUSPがあるか、もしあるとすればそれは何なのか、もしUSPがないのならば、どんなUSPを身につけたいか。それを総論ではなく「自分」という各論に落とし込んでみてはどうだろう。USPをつくり上げたら、次は自分が身に付けたUSPを相手にアピールできるようにならなければいけない。

(中略)

私もそうだが、おろらくあなたも自分の運命は自分で支配したい、人の奴隷になりたくはないと思っているはずだ。ならば自分がどうなればいいのか、なりたい姿をしっかりと思い描くべきだ。

こうなりたいと思い描いた自分は「To Be」、そして今の自分は「As Is」。この二つの間には乖離がある。「ありたい姿」と「ある姿」の間のギャップである。このギャップを埋める作業のことを日本語では自己啓発という。グローバルリーダーになった人は日々の自己啓発を怠っていない。目に見えるところ、目に見えないところで自己研鑚を積んでいる。日進月歩の継続的努力の結果としてグローバルリーダーになるためには、何よりUSPを身につけて、自分のビジネスパーソンとしての市場価値を高めていかなければいけない。価値のない人は勝ち組にはなり得ない。

なぜ、自己啓発は凡そ不毛かつ徒労に終わるのか。
新将命さんのお考えは尤もだ。
そう、理念や目標が無いからだ。
USP(unique selling proposition)を身に付けた「ありたい自分」が無いまま、また、そんな唯一無二の「ありたい自分」に成るための定量的、定性的な進捗目標が無いまま、ただ自己啓発に励んでも、それは、打倒すべきライバル、目標のハンディキャップ、彼方のグリーンのピンを具体的に見定めることなく、ひたすらゴルフ練習場に通い詰めるのと同様、不毛かつ徒労に終わるに違いないのだ。

理念や目標の無い自己啓発は、詰まる所「自分探し」や自己満足だ。
それらは完全否定すべきものではないが、見定めの無い手段に励むには、人生は余りにも短い。






kimio_memo at 06:47│Comments(0)TrackBack(0) 書籍 

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