【BSNHK】「スティーブ・ジョブズの子どもたち」ジョニー・マドリッドさん(スタンフォード大学卒業生)【セミナー】「自由でクリエイティブなメディアづくり」古川享さん

2012年01月18日

【NHK】「ラストマネー -愛の値段-/最終回」奥居幸治(演:山崎樹範さん)

【一ノ瀬由佳理(生命保険金査定員/田畑智子さん)】
こちらに捺印をお願いします。
(※机越しに、奥居へ書類を差し出す)

【奥居幸治(生命保険加入者・佐々倉亜希子の情夫/山崎樹範さん】
(※黙って差し出された書類を受け取り、捺印しようとする)

【大野圭吾(生命保険金査定員/中丸雄一さん】
あの、(元情婦であり保険金詐欺容疑者の亜希子のことでこれまで)色々失礼なこと言って、申し訳ありませんでした。
(※頭を下げる)

【奥居】
こちらこそ、ご迷惑をおかけしました。
(※返礼後、書類に捺印し、一ノ瀬へ手渡す)

【一ノ瀬】
(※手渡された書類を受け取る)
ありがとうございました。

【奥居】
あの・・・あの・・・、僕がこんなことを言うのもナンですけど (亜希子に生命保険をかけさせられた人は)みんな、亜希子さんに騙されていること、本当は知ってたんじゃないでしょうか
騙された人たちは、それでも彼女たちにすがっていたんです。
それでもきっと、幸せだったんです。
僕がそうだったように。

【一ノ瀬】
(※返答せず、立ち上がって書類を奥居に差し出す)
これで、(生命保険の)受取人が(亜希子から)娘さんに変更されました。

【奥居】
(※書類を受け取り、立ち上がる)
ありがとうございました。
(※一ノ瀬と大野に頭を深く下げる)

【大野】
(※立ち上がって、深く返礼する)

「みんな、亜希子さんに騙されていること、本当は知ってたんじゃないでしょうか」。
情婦の佐々倉亜希子(演:高島礼子さん)に生命保険をかけさせられた奥居幸治(演:山崎樹範さん)が言ったこの言葉に、深く考えさせられた。

なぜ、「みんな」は、亜希子の欺瞞を承知し、本意で死んだのか。
誤解を怖れずに言えば、「幸福に死ねる」と思ったからだ。

人生に絶望した「みんな」にとって、亜希子の愛は希望だった。
「みんな」に限らず、私たちは、不都合な真実ではなく、好都合の虚偽を選好している。
また、「幸福な生き方/生き様」より、「幸福な死に方/死に様」を少なからず希求している。
絶えず心の何処かで、自分の存在、自分の人生に関する揺るぎない肯定を欲求し、「終わり良ければ全て良し」と思考しているからだ。
「みんな」が、不都合かつ絶望の生ではなく、好都合かつ希望の死を選択したのは、一つの「幸福な死に方/死に様」だったに違いない。
私たちは、好都合かつ希望の為なら、喜んで大枚をはたき、自ら生を閉じる。



★2011年10月25日放送分
http://www.nhk.or.jp/drama10/money/html_lm_story07.html



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kimio_memo at 07:41│Comments(0)TrackBack(0) テレビ 

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