【観戦記】「第70期名人戦A級順位戦〔第28局の5▲久保利明王将△郷田真隆九段〕久保、勝勢を築く」加藤昌彦さん【BSNHK】「スティーブ・ジョブズの子どもたち」ジョニー・マドリッドさん(スタンフォード大学卒業生)

2012年01月10日

【BSNHK】「巨匠たちの“青の時代”」パブロ・ピカソさん

【ナレーション】
(1900年、)18才になったピカソは、バルセロナの下町に店を構えるクワトレ・ガッツに頻繁に足を向けていました。
若者たちが集う居酒屋です。
バルセロナを中心とするカタルーニャ地方では、モデルニズムという芸術潮流が花開き、全盛の時代を迎えていました。
クワトレ・ガッツでも、ニーチェやアナーキズムに傾倒し、前衛運動にどっぷりと浸かる若き芸術家たちの熱気が充満していたのです。

熱い議論を戦わせる男たちの中にカザヘマスは居ました。
画家を目指し、文筆家としても活動していました。

「論じ合う仲間の向こうに、僕の気になる男がいる。
大きく見開いた目が印象的なその男は、ひっきりなしにペンを走らせている。
ときに仲間たちを、ときに窓から見える人々のさまを、黙々とデッサンし続けているのだ。
その男こそが、ピカソであった」。(カザヘマスさん)

生真面目にデッサンを繰り返すピカソに声をかけたのは、カザヘマスでした。
二人はすぐに打ち解けました。
美術学校に通っていたピカソは、自分を取り巻く環境に息苦しさを感じ、そこから逃れるように、この店に入り浸るようになっていたのです。

この頃、ピカソは、友人にこのような手紙を書き送っています。

「絵画ならベラスケス、彫刻ならミケランジェロ。
こんな調子で相変わらずだ。
問題なのは、一人が成功を収めたら、それに従わなくてはいけないという点だ。
決められた学派に従うのは反対だし、それはマンネリズムしかもたらさない」。

「概して、新しい価値は旧来の権威を否定することから生まれるが、それは、権威の評価を否定することではなく、権威への盲従を否定すること、拒絶することである」。
ピカソさんの友人への手紙の一節から、本事項を改めて理解、認識した。
権威への盲従に自己喪失感、理不尽さ、不毛さ、嫌悪の類を直感しない人は、新しい価値を創造し得ないに違いない。



★2011年12月19日放映分
http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=11w16800120111219



幼い頃からあらゆる絵画技法を習得し、どんなスタイルの絵でも上手く描くことのきパブロが、たった一つ描けなかったのが、単なる「物まね」ではない独創的 な「自分自身の絵」でした。そんな悩める天才にふりかかった幼なじみの親友の死。“何もかもが青ざめて見えた”悲しみに悶え苦しむ日々、そして……。
時代と共にスタイルを変え続けた天才芸術家・ピカソの誕生物語をお届けします。


kimio_memo at 07:25│Comments(0)TrackBack(0) テレビ 

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