2018年02月

2018年02月28日

【洋画】「ライフ・イズ・ビューティフル/Life Is Beautiful」(1997)

[ひと言感想]
かつて羽生善治は「将棋はゲーム」と言った。
「将棋の勝ち負けはさも人生、および、その経験値に帰趨するかの如く語られるが、将棋はそもそも『ゲーム』であり、真に帰趨するのは攻略の技術(テクニカル)、および、その習熟度である」。
羽生の真意はこうだと言われているが、もしかすると、以下の含意も存在したかもしれない。
「将棋は負け、それも不可抗力の負け、が付き物であり、全人生、全人格に結びつけると絶望し、生き物として潰れてしまいかねず、『ゲーム』位に一歩引き、思い詰め過ぎないよう受容すべきである」。


ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]
出演:」ロベルト・ベニーニ、ジョルジョ・カンタリーニ、ニコレッタ・ブラスキ
監督:ロベルト・ベニーニ
ワーナー・ホーム・ビデオ
2014-02-05


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2018年02月26日

【洋画】「アンノウン/Unknown」(2011)

[ひと言感想]
成る程、人生は基本「繰り返し」であり、想定の範囲を否定的に超えない限り、立ち止まって自身を再考しないのだろう。
人間の格差、および、幸不幸は「繰り返し」の内容と質、そして、想定外の対応力と親和性に大きく依存する。


アンノウン [DVD]
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ブルーノ・ガンツ 
監督:ジャウム・コレット=セラ
ワーナー・ホーム・ビデオ
2012-04-25




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2018年02月23日

【洋画】「不機嫌なママにメルシィ!/Les garcons et Guillaume, a table!」(2013)

[ひと言感想]
「人は自らを評価する基準に合わせて行動する」。

リエンジニアリングのための業績評価基準
スティーブン・M. フォロニック
産能大学出版部
1994-01


好かれたい人の機嫌を良くしたいのは人間の性に違いないが、機嫌を良くせんがために生き、挙句、自己喪失しては元も子もない。
「機嫌取り」の人生は虚しく、「機嫌取らせ」の人生は罪である。


不機嫌なママにメルシィ!(字幕版)
出演:ギヨーム・ガリエンヌ
監督:ギヨーム・ガリエンヌ
2016-10-28




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2018年02月22日

【洋画】「天使にラブ・ソングを・・・/Sister Act」(1992)

[ひと言感想]
コミュニケーションにおける共通言語の意義と、音楽のその最たるさを再認識したのはさておき、成る程、我々が隣人を赦せないのは、彼(彼女)が「何ができる(得意な)のか?」ではなく「何者か?」、「何をしたい(したかった)のか?」ではなく「何をしたか(してくれたorしてくれなかったのか)?」にばかり目が行くからなのだろう。
隣人に見るべきは「外面」より「内面」、「具体」より「ココロ」である。


天使にラブ・ソングを… [Blu-ray]
出演:ウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス、ハーヴェイ・カイテル
監督:エミール・アルドリーノ
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2012-12-05




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2018年02月21日

【洋画】「グリーンマイル/The Green Mile」(1999)

[ひと言感想]
人間足る者、真実を知り、善人面で長生きするのは本意だが、その余り、墓場へ持っていくべき真実と記憶に日々苛まれるのは不本意である。
人間が真実に忠実に生き抜くのは、現実不可能である。
真実は試練である。
「自然は人間に厳しい」と言うが、同様、もしくは、それ以上に人間に厳しいのは真実かもしれない。


グリーンマイル [DVD]
出演:トム・ハンクス、ダグ・ハッチソン、マイケル・クラーク・ダンカン、ダブス・グリア
監督:フランク・ダラボン
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
2014-12-03




kimio_memo at 06:31|PermalinkComments(0) 映画 | -トム・ハンクス出演作

2018年02月19日

【日中合作】「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎/Legend of the Demon Cat」(2018)

[ひと言感想]
成る程、愛情の無念は憎悪、怨恨と紙一重である。
愛情の肝は始末である。


空海―KU-KAI―美しき王妃の謎 [Blu-ray]
出演:染谷将太、ホアン・シュアン、阿部寛
監督:チェン・カイコー
KADOKAWA / 角川書店
2018-09-05




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2018年02月16日

【洋画】「甘い生活/La dolce vita」(1960)

[ひと言感想]
「理想は『他に求めるもの』ではなく『自ら成るもの』、『作り上げるもの』」ということなのだろう。
人生の一面が自己逃避なのは確かだが、甘美ないし無い物ねだりによる過剰なそれは、全人生を無にするに十分である。


甘い生活 Blu-ray
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ
監督:フェデリコ・フェリーニ
IVC,Ltd.(VC)(D)
2015-04-24




kimio_memo at 06:55|PermalinkComments(0) 映画 

2018年02月15日

【洋画】「大脱出/Escape Plan」(2013)

[ひと言感想]
レイのアイデアからホブスが「脱出不能」監獄を作り、そこをレイが脱出した訳だが、これは、レイがホブスに勝ったというより、新しいレイがかつてのレイに勝った、ないし、レイが寄る年波に負けず(笑)アップデートした、と解釈すべきだろう。
本作品を懐メロと単純満喫するか、それとも、自分への応援歌と解釈するか。
我々ジジイ(笑)の行く末は、こんな所でも変わる。


大脱出 [DVD]
出演:シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームズ・カヴィーゼル
監督:ミカエル・ハフストローム
ポニーキャニオン
2016-09-21




kimio_memo at 07:12|PermalinkComments(0) 映画 

2018年02月14日

【洋画】「めまい/Vertigo」(1958)

[ひと言感想]
「プライベートで壊れた心が、『手に職』で蘇った」のは成る程である。
共依存の最たるは心身である。


めまい [DVD]
出演:ジェームズ・スチュワート、キム・ノヴァク
監督:アルフレッド・ヒッチコック
ジェネオン・ユニバーサル
2012-09-26




kimio_memo at 07:07|PermalinkComments(0) 映画 | アルフレッド・ヒッチコック作品

2018年02月09日

【洋画】「31年目の夫婦げんか/Hope Springs」(2013)

[ひと言感想]
「愛の反対は無関心」という。
たしかに、夫婦仲の悪さは互いの無関心が主たる近因だが、「問題は極力先送り」を旨とする人間の基本習性が根因ではないか。
つまり、オットにしろツマにしろ、無意識裡に無関心を装い、察知した問題意識とその解決実行の責を逃れているだけではないか。
さもなくば、歳を重ねるほど増える諸問題に一個人として精神的に押し潰されてしまうからで、事実、劇中の夫婦が仲を好転させたのは、先の責を互いに優先的かつ相手に見える形で果たしたからである。
「相手を許すこと」も愛である。
問題意識を見て見ぬふりをする相手の許容は、一つ上の愛である。


31年目の夫婦げんか [DVD]
出演:メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ、スティーヴ・カレル 
監督:デヴィッド・フランケル
ポニーキャニオン
2014-03-04




kimio_memo at 07:28|PermalinkComments(0) 映画 

2018年02月07日

【洋画】「007 ドクター・ノオ/Dr. No」(1962)

[ひと言感想]
実力者の向こう脛は自尊心である。
悪人が凡そ実力者の自尊心に敏感、かつ、その扱いに長けているのは偶然ではない。
向こう脛の無い人間は存在しないが、とりわけ実力者はその存在を自覚し、かつ、他者のよこしまな扱いに注意する必要がある。
実力は個人的、自己満足的にではなく社会的、全体最適的に活用されてこそ、である。


007 ドクター・ノオ(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
出演:ショーン・コネリー、ウルスラ・アンドレス、ジョセフ・ワイズマン
監督:テレンス・ヤング
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2012-11-23




kimio_memo at 06:28|PermalinkComments(0) 映画 | -007

2018年02月06日

【邦画】「油断大敵」(2003)

[ひと言感想]
他者を、他の誰でも無い一個人として見、理解すること、そして、応対すること。
これほど難しく、また、尊いことはないが、だからこそ、我々はそうしてくれた人に礼を尽くすのである。
油断の最たるは、他者をレッテル貼りし、唯一の人となりと可能性を侮ることである。
しかし、夏川結衣の「(私を)逮捕してください」はオトコを落とし、狂わすに余りある。(笑)


油断大敵 [DVD]
出演:役所広司、柄本明、淡島千景
監督:成島出 
カルチュア・パブリッシャーズ
2004-07-23




kimio_memo at 07:28|PermalinkComments(0) 映画 

2018年02月05日

【洋画】「アイ・アム・サム/I am Sam」(2001)

[ひと言感想]
結末はサム(親)もルーシー(子)も、また、ランディー(里親)も皆ハッピーエンドに違いないが、裁判がなければ違っただろう。
たしかに、人は潜在的な問題やあり得る悲劇を看過、楽観する嫌いがある。
成る程、裁判は単に加害者や過失割合を決める場ではなく、人に立ち止まって現状の再考を促し、来るべき不幸を幸福へ変え得る機会(チャンス)でもあるのだろう。
現状の再考と全利害関係者による事情共有は、不幸の回避にとりわけ有効である。
「動きながら考える」は現実、詭弁である。


I am Sam アイ・アム・サム [DVD]
出演:ショーン・ペン、ダコタ・ファニング、ミシェル・ファイファー
監督:ジェシー・ネルソン
ワーナー・ホーム・ビデオ
2013-12-04




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2018年02月02日

【邦画】「鍵」(1959)

[ひと言感想]
伴侶の死に目の情事は背徳の極みに違いなく、さぞ満悦だろう。
生涯現役の妙薬は背徳と嫉妬、そして、人目と死を憚らぬエゴかもしれない。


鍵 [DVD]
出演:中村鴈治郎(二代目)、京マチ子、叶順子、仲代達矢
監督:市川崑
KADOKAWA / 角川書店
2015-09-25


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2018年02月01日

【洋画】「アメリ/Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain」(2001)

[ひと言感想]
「愛の反対は無関心」なのだろう、結局。
人は愛されるに越したことはないが、イタズラに遭うのも満更ではない、と。
「世界と調和が取れ、全てが完璧」の自覚は、関心と営みの連関の奇跡である。


アメリ [Blu-ray]
出演:ジャメル・ドゥブーズ、マチュー・カソヴィッツ、セルジュ・メルラン、リュファス
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2010-08-25




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