2017年08月

2017年08月31日

【洋画】「太陽の帝国/Empire of the Sun」(1987)

[ひと言感想]
子どもの特権、かつ、成長源は「世間知らず」である。
ジェイミーがただただ戦闘機に魅かれたのも世間知らずだからであり、私自身、同じ頃モデルガンにただただ魅かれた。
世間知らずの子どもにとって、戦闘機や拳銃が存在する意義、つまり、「大人の事情」は関係なく、成る程、戦時下では、敵・味方さえ関係ないのだろう。

戦争とは、下手に世間を知った大人の惰性、引っ込みのつかなさである。
大人足る者、どうせ世間を知るなら、上手に知る必要がある。


太陽の帝国 (2枚組) [Blu-ray]
出演:クリスチャン・ベール、ジョン・マルコビッチ、伊武雅刀
監督:スティーブン・スピルバーグ
ワーナー・ホーム・ビデオ
2012-12-05




kimio_memo at 07:24|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月30日

【洋画】「ビバリーヒルズ・コップ/Beverly Hills Cop」(1984)

[ひと言感想]
歳を取ると行動が鈍りがちだが、それは体力が衰えることに加え、経験、それもとりわけ否定的な経験、を重ね、「怖いもの知らず」で居られなく成ることが大きい。
アクセル刑事の行動がいつでもどこでも鈍らないのは、否定的な経験をも肯定し、「怖いもの知らず」で居続けているからだろう。
行動力の源は肯定力である。


ビバリーヒルズ・コップ [Blu-ray]
出演:エディ・マーフィ、ジャッジ・ラインホールド、ジョン・アシュトン
監督:マーティン・ブレスト
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2011-11-25




kimio_memo at 07:08|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月29日

【洋画】「クリムゾン・タイド/Crimson Tide」(1995)

[ひと言感想]
本作品のメッセージの一つは、「真の敵は、外ではなく中に居る」ということだろう。
リーダー足る者、中にライバル、後継者を作るのは良いが、敵を作る、看過するのは御法度である。


クリムゾン・タイド [Blu-ray]
出演:デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン
監督:トニー・スコット
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2010-09-22




kimio_memo at 07:21|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月28日

【洋画】「スピード/Speed」(1994)

[ひと言感想]
ラストの主人公の会話は破顔以外ないが(笑)、改めて思うのは、極限状況であろうとなかろうと、恋愛の始まりは「勘違い」、ということ。
そして、長続きせずともおかしくない、というか、長続きしなくて当然、ということ。(笑)
恋愛は、何事も自分に良い方に解釈する、人間の性懲りもない性(さが)である。


スピード [Blu-ray]
出演:キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、デニス・ホッパー
監督:ヤン・デ・ボン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2012-09-05


続きを読む

kimio_memo at 07:19|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月24日

【洋画】「ジョーズ/Jaws」(1975)

[ひと言感想]
要するに、我々は不安、恐怖を感じても、その原因を知見、経験値の範囲内でしか見積もれない、ということだろう。
そして、だからこそ、悲劇を極力断つには、多様な人間が寄り合い、チームで知見、経験値の高さを担保するのが有効であり、また、欠かせない、ということだろう。
悲劇は無知と傲慢の帰趨である。


ジョーズ [DVD]
出演:ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス
監督:スティーブン・スピルバーグ
ジェネオン・ユニバーサル
2012-04-13




kimio_memo at 06:24|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月23日

【洋画】「レスラー/The Wrestler」(2008)

[ひと言感想]
プロレスが面白いのは、大のプレイヤーが真剣でない勝負に真剣に、時に懸命に、臨むからである。
これは舞台や映画も同じで、さもくなくば即茶番である。
「面白くなければプロレスではない」。
こう信じて止まない一握りのプレイヤーの真剣の代償が「面白いプロレス」、「面白いエンタメコンテンツ」である訳だが、興じる我々はフェアに報いているか。


レスラー [DVD]
出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ
監督:ダーレン・アロノフスキー
Happinet(SB)(D)
2013-07-02




kimio_memo at 06:58|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月21日

【洋画】「ベン・ハー/Ben-Hur」(1959)

[ひと言感想]
「アンタは本当に聞き分けのない、面倒な子だった。とくに(幼稚園の)年長組に入るまでは、園長先生にしょっちゅう呼びつけられ、『どんな躾をしてるんですか!』と叱られたものだ」。
これは、亡き母から少なくとも五万回述懐された(笑)ことの一つだが、思い当たるフシがない訳ではない。(笑)

その一つは、昼飯前の「お祈り」への違和感(笑)、である。
私が通っていた幼稚園は所謂ミッション系で、昼、親のこしらえた弁当を食べる前、神へ「お祈り」をするのが習わしだった。
私の記憶が正しければ(笑)、私は「お祈り」の行為に違和感はなかったが、「お祈り」の内容に違和感があった。
なぜか。
これまた私の記憶が正しければ(笑)、趣旨が「神様が昼飯を恵んでくれたことへの感謝」だったからだ。
つまり、聞き分けのない私は(笑)、朝、母が忙しく弁当をこしらえるさまを見ており、この趣旨に納得がいかなかったのである。
そこで、不承不承「お祈り」をしたり、時にボイコットしていた(ようである。笑)。

この主張は、「百聞は一見に如かず」でもあり、一理あろう。(笑)
問題は、「恵まれること」、それも大事な「食事」が「恵まれること」とは本質的にどういうことか、つまり、「食事」という人間の最重要の営み、物事を、一歩引いて、体系的(システム的)かつ上位概念的に理解するのを私が怠っていたこと、並びに、それを母も幼稚園の教師も促さなかったこと、である。

ただ、時がたち、私自身、母や幼稚園の教師に似た立場になると、当時彼らが私のそれを促さなかったことに少なからず同情する。
そう、面倒なのである。
物事を本質的に理解する「癖」のない人にそれを促すのは、処女や童貞とセックスするのに似ていて、正直、ひと言面倒で、直截的かつ刹那的なやり甲斐、満足度が低いのである。

しかし、本作品を見るに、やはり誰かが「指導者」を自負し、他者にそれを促す、つまり「導く」必要がある、と改めて思わざるを得ない。
「なぜ憎しみは赦せるのか、また、赦すべきなのか」。
「聞き分け」のない人、および、物事を本質的に聞き分ける「癖」のない人を導くのが、指導者の本分、かつ、存在意義である。


ベン・ハー 製作50周年記念リマスター版(2枚組) [Blu-ray]
出演:チャールトン・ヘストン、ハイヤ・ハラリート、スティーブン・ボイド
監督:ウィリアム・ワイラー
ワーナー・ホーム・ビデオ
2012-11-07




kimio_memo at 08:18|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月10日

【洋画】「羊たちの沈黙/The Silence of the Lambs」(1991)

「ひと言感想」
非凡の特長は「裏切らない」ことである。
そんな非凡と凡人を分かつ最たるは、流儀への異常なまでの拘りである。
イチローを見れば一目瞭然である。(笑)
なぜ、非凡は流儀にかくも拘るのか。
主因は「自我の要件」の認識だろうが、成る程、「他者への礼儀」のそれも負けず劣らずかもしれない。
非凡が「裏切らない」のは、訳があるのである。


羊たちの沈黙 [Blu-ray]
出演:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス
監督:ジョナサン・デミ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2014-02-05


続きを読む

kimio_memo at 06:51|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月09日

【洋画】「ファミリービジネス/Family Business」(1989)

[ひと言感想]
フォレスト・ガンプ」に「死は生の一部。怖れることはない」との台詞があった。
これは全くの御意だが、私がそう思えるのは、幼稚園時分に(⇒後に大学時分にも)母がガンで乳房を取り、小中学生時分に祖父母が家で逝ったこと、つまり、不幸に早熟したこと、が大きい。
核家族化の弊害の一つは、不幸への耐性の低下ではないか。
だからこそ、今の若者は「打たれ弱い」のではないか。

ともあれ、「良薬は口に苦し」である。
家族の不幸以上の幸福の良薬は無い。


ファミリービジネス [DVD]
出演:ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリック
監督:シドニー・ルメット
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
2006-03-10




kimio_memo at 07:15|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月08日

【洋画】「ミッドナイト・ラン/Midnight Run」(1988)

[ひと言感想]
「来世で会おう」。
表層的には水と油の二人がこう分かり合えたのは、根本的に「哲学(生きる上で譲れないこと、何より大事にすること)」が等しかったことが大きいが、なぜ相手が自分と異なる「水(又は油」」なのか理解、そして、同情できたからだろう。
異なる他者と分かり合うには、異質を物理的に拒絶しない寛容さと胆力、そして、その正体を合理的かつ情緒的に読み解ける知性とメトリクス、が要るのである。
初めて訪れた土地の料理を堪能するには、それなりの勇気と舌が要るのである。(笑)


ミッドナイトラン [DVD]
出演:ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン
監督:マーティン・ブレスト
ジェネオン・ユニバーサル
2012-05-09




kimio_memo at 06:51|PermalinkComments(0) 映画 | -ロバート・デ・ニーロ出演作

2017年08月07日

【洋画】「めぐりあう時間たち/The Hours」(2002)

[ひと言感想]
人間、および、人間社会がややこしいのは、人間の本性が「無い物ねだり」であることに加え、「最高の一日」が等しくないからである。
当たり前である幸福の「メトリクス」、および、「ドライバー」が等しくないのだから。
時代が変わり、文明が進んだ。
男女も、人生も、オプションが飛躍的に増えたが、人間、および、人間社会にとって「最高の一日」は、依然近くて遠い存在である。


めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組) [DVD]
出演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ
監督:スティーヴン・ダルドリー
アスミック
2003-11-28




kimio_memo at 07:19|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月04日

【洋画】「ヒッチコックのファミリー・プロット/Family Plot」(1976)

[ひと言感想]
プロフェッショナルの悪党がアマチュアの悪党に負けたのは、プロフェッショナルならではの、或いは、プロフェッショナルだからこその「悲観」癖(へき)の皮肉、かつ、「灯台下暗し」癖の報い、だろう。
癖は両刃である。
プロフェッショナルで在り続けるには、癖の負の側に絶えず注意する必要がある。


ファミリー・プロット [DVD]
出演:バーバラ・ハリス、ブルース・ダーン、ウィリアム・ディヴェイン
監督:アルフレッド・ヒッチコック
ジェネオン・ユニバーサル
2012-09-26




kimio_memo at 07:29|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月03日

【洋画】「ルーキー/The Rookie」(1990)

[ひと言感想]
「処女作が最高傑作なのはアマチュア」という
たしかに、分野を問わずアマチュアを脱するには、原体験、および、その果ての思考態度を一旦リセットする必要がある。
アマチュアとプロフェッショナルを分かつ最低限は、私情の自制である。


ルーキー(Blu-ray Disc)
出演:クリント・イーストウッド、チャーリー・シーン
監督:クリント・イーストウッド
ワーナー・ホーム・ビデオ
2010-07-14




kimio_memo at 07:22|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月02日

【洋画】「招かれざる客/Guess Who's Coming to Dinner」(1967)

[ひと言感想]
太宰治は恋愛を「性欲の情動」と断じた。
個人差はあれ(笑)、概してオトコが、それも私のようなジジイ(笑)が、恋愛の情熱にオンナほど肯定的に成れないのは、セックスから遠ざかるからとか、若い時分の実体験を思い出そうとしないから、というより、思い出した挙句、その根源が性欲だと思い知っているからだろう。

たしかに、結婚に限らず、個人の決心に情熱は大事であり、また、欠かせない。
しかし、情緒が主因の決心に基本ロクなモノが無いのは、世界に限らず、自分の歴史を振り返って見ても明らかであり、これにオトコ、オンナの別は無い。

そもそも結婚は、決心することに意義があるのではなく、持続することに意義がある。
ダイエットを見れば分かるように、方法論やソリューションの類が貫徹され難いのは、事前に意義を見定めていないからである。
結婚の持続期間が短くなっているのは、情緒的決心のデフォルト化(社会的正しさ)、そして、意義の見定めの甘さ、の当然の報いである。


招かれざる客 [Blu-ray]
出演:スペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘプバーン、シドニー・ポワチエ、キャサリン・ホートン
監督:スタンリー・クレイマー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2013-06-26


続きを読む

kimio_memo at 06:44|PermalinkComments(0) 映画 

2017年08月01日

【洋画】「フォレスト・ガンプ 一期一会/Forrest Gump」(1994)

[ひと言感想]
「思い当たる節がある。実際でき(てい)ないし、そもそもやろうとしていない。できさえ、やりさえ、すれば人生はもっと・・・」。
本作品が大ヒットしたのは、我々の多くがこの旨の感慨、希望を覚えたからだろうが、我々はフォレストの爪の垢を煎じて飲むべきである。
在りもしないより良いオプション、未来、運命を無根拠かつ我儘に欲する余り、また、経験値の負のバイアスに縛られる余り、受け入れるべき目の前のオプションに従順になれないは、できること、やるべきことを自分で自分に好都合に言い訳してスルーするは、では、折角の人生を浪費するだけである。
羽生善治は将棋の本質を「他力」と説くが、多分に人生もそうなのである。


フォレスト・ガンプ 一期一会 [Blu-ray]
出演:トム・ハンクス、ロビン・ライト、サリー・フィールド、ゲイリー・シニーズ
監督:ロバート・ゼメキス
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2012-09-14




kimio_memo at 07:17|PermalinkComments(0) 映画 | -トム・ハンクス出演作