2014年12月

2014年12月30日

【邦画】「あ・うん」(1989)

[ひと言感想]
かつて「本当のことを言わない」でも幸福に生きていけたのは、絶交を言い合う本当の友が居たからではないでしょうか。
言葉にできない思いは、言葉にできる間柄の賜物かもしれません。


あ・うん [東宝DVDシネマファンクラブ]
出演:高倉健、板東英二、富田靖子、宮本信子、富司純子
監督:降旗康男 
東宝
2014-02-07


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2014年12月29日

【邦画】「トラック野郎 天下御免」(1977)

[ひと言感想]
当時、桃次郎が大衆に支持されたのは、演者が文太さんだったことに加え、生き様が格好良かったからなのでしょう。
縁が凡そ一期一会であるのを心得、寅次郎とは別角度で(笑)袖振り合った縁を粗末にしない、身を賭して大事にする生き様に、大衆は酔いしれたのでしょう。
今、文太さんが草葉の陰から私たちに叫んでいるのは、「非日常に酔ったら目覚めろ、つべこべ言わず動け!」ではないでしょうか。


トラック野郎 天下御免 [DVD]
出演:菅原文太、愛川欽也、由美かおる、松原智恵子、杉浦直樹
監督:鈴木則文 
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2013-11-01

 

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2014年12月26日

【邦画】「男はつらいよ 第47作 拝啓車寅次郎様」(1994)

[ひと言感想]
満男と菜穂の仲が最後にうまく行きかける(笑)のは、出会いが最悪だったからです。
たしかに、出会い、即ち、第一印象が良いと、恋も仕事も(笑)急上昇しますが、余りに良いと、次第に「マイナス」ばかりが目に付き、凡そ長続きません。
しかし、第一印象が悪いと、急上昇はおろか、全く上昇しないまま「ジ・エンド」に成りかねませんが、一旦上昇しさえすれば、当初の「マイナス」を凌駕する「プラス」が次第に目に付き、緩やかに長続きするものです。
最悪の出会いを最高、必然の出会いに変えるのが、大人の男女のたしなみです。


松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様 [DVD]
出演:渥美清、吉岡秀隆、牧瀬里穂、かたせ梨乃
監督:山田洋次 
松竹
2014-07-25

 

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2014年12月25日

【邦画】「野性の証明」(1978)

[ひと言感想]
成る程、人として生まれて、否、人として生まれたからこそ証明すべき「野性」とは、「最期まで懸命に生きること」、それも、「敬愛すべき人を見極め、共に最期まで懸命に生きること」なのでしょう。
「野性」の証明の無い人生は名折れに違いありません。


野性の証明 ブルーレイ [Blu-ray]
出演:高倉健、薬師丸ひろ子、中野良子、松方弘樹、夏八木勲
監督:佐藤純彌 
角川書店
2012-09-28


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2014年12月24日

【洋画】「シカゴ/Chicago」(2002)

[ひと言感想]
人は、舞台が在るから立ちたがるのか、それとも、そもそも人前に立ちたい性分だから舞台が在るのか。
答えは不明ですが、舞台という装置が人の本性を発露、増幅し、また、人の本性が装置を創発、歓迎するのは、歴史を見ると明らかです。
装置で世に出るか、それとも、装置の奴隷に堕すか。
結果は正に「神のみぞ知る」ですが、いずれに転ぼうと、装置主は痛くも痒くもなければ、笑いが止まらないに違いありません。


シカゴ スペシャル・プライス [DVD]
出演:レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギア
監督:ロブ・マーシャル 
Happinet(SB)(D)
2014-03-04




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2014年12月22日

【邦画】「幸福の黄色いハンカチ」(1977)

[ひと言感想]
人が人を求めるのは、脛に傷の無い人が皆無だからかもしれません。
垣間見た人の脛の傷を、想像と知恵で自分のそれと同一視できれば、幸福は思うより身近に違いありません。


あの頃映画 幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010 [DVD]
出演:高倉健、武田鉄矢、桃井かおり、倍賞千恵子
監督:山田洋次 
松竹
2012-12-21




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2014年12月19日

【邦画】「男はつらいよ 第46作 寅次郎の縁談」(1993)

[ひと言感想]
「諦めが肝心」。
寅次郎が満男にこう言い放ち、亜矢への未練を断たせたのは正解です。
なぜなら、未練の正体が同情と現実逃避だからです。
未練を諦めるには、その正体を明らかに見るのが有効かつ不可欠です。


松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 寅次郎の縁談 [DVD]
出演:渥美清、吉岡秀隆、城山美佳子、松坂慶子
監督:山田洋次 
松竹
2014-07-25




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2014年12月18日

【洋画】「卒業白書/Risky Business」(1983)

[ひと言感想]
たしかに、「成るように成れ!」とオンナに決断を後押しされるのは、格好は悪いが為に成るものです。
老いも若きも、オトコの良き成長源はオンナに違いありません。(笑)


卒業白書 特別版 [DVD]
出演:トム・クルーズ、レベッカ・デモーネイ
監督:ポール・ブリックマン 
ワーナー・ホーム・ビデオ
2008-11-05




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2014年12月17日

【邦画】「わが母の記」(2012)

[ひと言感想]
幼少期、亡き母に捨てられかけた(笑)のを思い出しました。
それは、母に連れられ、伝通院(※東京都文京区)の大叔母の家を訪れた時のこと、昼寝から起きると母も大叔母も居ませんでした。
もしや捨てられたのではないかと、私は家中を泣いて母を探し回りました。
その様子は大変なもので、私の泣き声は隣の家にも聞こえていました。(笑)
やがて、母と大叔母が帰ってきました。
母と大叔母はデパートへ行っていました。
母は幼子の私を起こし、雑踏に連れ出すのが不憫で置いて行ったのでしたが、何も知らない幼子の私には捨てられたも同然でした。
私は母に泣いてすがりました。

「親の心子知らず」と「子の心親知らず」(笑)は人類史上不滅です。
しかしだからこそ、親と子の心が通じた時は、何物にも代え難い喜びが在るに違いありません。


わが母の記 [DVD]
出演:役所広司、樹木希林、宮﨑あおい、三國連太郎
監督:原田眞人 
キングレコード
2012-09-08


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2014年12月15日

【洋画】「リミットレス/Limitless」(2011)

[ひと言感想]
たとえば、睡眠が果たす脳のリカバリー、覚醒効果は相当で、起床後一、二時間の頭の回転は異常(笑)です。
しかし、その絶好機を仕事に当てているビジネスマンは僅少で、そもそも脳の覚醒が関心事の人は僅少です。
たしかに、主人公よろしく脳を100%覚醒させることができれば、否、100%には至らずとも、そう絶えず試みることができれば、仕事は勿論、人生全て無敵になる可能性があります。
人生のリミットは、常識と惰性の帰趨です。


リミットレス [DVD]
出演:ブラッドリー・クーパー、アビー・コーニッシュ、ロバート・デ・ニーロ
監督:ニール・バーガー 
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2013-04-24

 

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2014年12月12日

【邦画】「男はつらいよ 第45作 寅次郎の青春」(1992)

[ひと言感想]
意中の一見客との蝶子の電撃結婚と、新幹線ホームでの満男と泉のキスと別れに込めた山田洋次監督のメッセージは、柴門ふみさんの「東京ラブストーリー」と同様、「好きな人と、一緒に生きることができる人は必ずしも同じではない」、ということではないでしょうか。
「好きな人」と「一緒に生きることができる人」の見分けがつくか否かは、青春は勿論、人生の分かれ道に違いありません。


松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 寅次郎の青春 [DVD]
出演:渥美清、吉岡秀隆、後藤久美子、風吹ジュン
監督:山田洋次 
松竹
2014-07-25




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2014年12月11日

【邦画】「なくもんか」(2009)

[ひと言感想]
「本当に好きでやっているコト」も「断れないからやっているコト」も「嫌われたくないからやっているコト」も、人にひと言で言うと「好きでやっているコト」になります。
しかし、各々の間には深くて暗い河が在り、それはみな感覚的に理解しています。
「『好きでやっているコト』ですから!」と笑顔で応える(であろう)人にコトを求め(続け)るのが確信犯になるか否か。
それは詰まる所、自分がその人の優しさを真に受けられるか否か、そして、その人をあり難い他者として敬愛しているか否か、で決まるのでしょう。


なくもんか 通常版 [DVD]
出演:阿部サダヲ、瑛太、塚本高史、竹内結子
監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎 
バップ
2010-05-21

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2014年12月10日

【洋画】「理想の恋人.com/Must Love Dogs」(2005)

[ひと言感想]
「貧乳」が「アスリート風」と表される(笑)ように、恋人募集サイトのプロフィールが出鱈目、もとい、作り話、の宝庫なのは初耳でしたが、離婚後傷心絶えない妹サラのプロフィールに姉が「犬好き限定(Must Love Dogs)」と代筆したのは成る程でした。
たしかに、「犬好きに悪い人は居ない」のは真偽はさておき(笑)周知であり、かつ、自分自身もそうですが(笑)、離婚傷心経験者が選好すべきは「良い人」より「悪くない人」です。
サラはジェイクに体を求められるも、コンドームの準備が無く断念し、サラと同様、離婚後傷心絶えないジェイクも快諾しました。
「年齢を重ねる」ということは、「傷心の経験値を高める」ということです。
「幸せに成る術」以上に「不幸に成り難い術」の不心得者は、大人のオトコとオンナではないに違いありません。


理想の恋人.com [DVD]
出演:ダイアン・レイン、ジョン・キューザック、ストッカード・チャニング、クリストファー・プラマー
監督:ゲイリー・デビッド・ゴールドバーグ
ワーナー・ホーム・ビデオ
2011-12-21




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2014年12月09日

【洋画】「人生万歳!/Whatever Works」(2009)

[ひと言感想]
たしかに、私たちの多くが「似合う(映える)服」ではなく「着たい服」を選んでいるように、幸福の最大化の障害は凡そ「変化可能領域の見逃しと不寛容」であり、元凶は固定概念と常識です。
成る程、ポリス(演:ラリー・デヴィッドさん)とメロディ(演:エヴァン・レイチェル・ウッドさん)の「年の差婚」が「知性格差婚」とは言い得て妙ですが、結婚に限らず出遭いは何らか格差がある位で丁度良いのでしょう。
「人生に無駄は無い!人生は素晴らしい!人生万歳!」と言えるのは、格差という未知と非常識を積極的に解釈、受容してこそ、に違いありません。


人生万歳! [DVD]
出演:ラリー・デヴィッド、エヴァン・レイチェル・ウッド
監督:ウディ・アレン 
アルバトロス
2011-05-03




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2014年12月08日

【邦画】「動乱」(1980)

[ひと言感想]
宮城が、薫と所帯は持つものの薫を入籍しなかったのは、昭和維新を心に秘めていたから、薫を道連れにしたくなかったからでしょうが、当の薫は、宮城の道連れに成りたかったし、結果、自ら成った。
愛する女の道連れが遺憾な男と、愛する男の道連れが本望な女。
道連れは愛情の踏み絵です。


動乱 [DVD]
出演:高倉健、吉永小百合、永島敏行、米倉斉加年、田村高廣、佐藤慶、金田龍之介、志村喬
監督:森谷司郎 
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2014-10-10



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2014年12月05日

【第27期竜王戦第五局】糸谷挑戦者、森内竜王のお株を奪って逆転勝利し、竜王位を奪取

[ひと言感想]
「苦しくなってから留意するのは、相手には分り易い決め手を与えず、自分自身には可能な限り勝ち易い形を作ること」。
糸谷哲郎挑戦者、否、新竜王は、局後のインタビューでこの旨回答したが、実際、55手目▲2五桂で早々に悲観するも、森内俊之竜王のお株を奪う「鉄板の受け」で自陣の穴熊を幾度と無く修復、再生させ、125手目▲5一角の攻防の勝負手に漕ぎ着けた。
糸谷新竜王のこの留意と才能は、もし新竜王に成れていなくても、称えられて然るべきだろう。

糸谷新竜王は、全局を通じ持ち時間を大量に余したが、いずれの局面でも広く、深く候補手と展開を読んでおり(→消費時間に対し読み抜けが予想以上に少なく)、思考と決断が必ずしも時間を要件としないのを私に教示してくれた。
また、糸谷新竜王は、天才として大舞台に立つ権利と責任を見事果たし、長らく注目してきた私にかえ難い喜びと自信を与えてくれた。
糸谷新竜王の益々の活躍を、怪物化を(笑)改めて祈念したい。(礼)


★2014年12月3、4日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/27_05/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/27/ryuou201412030101.html

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kimio_memo at 09:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦

2014年12月04日

【邦画】「男はつらいよ 第44作 寅次郎の告白」(1991)

[ひと言感想]
311以来、「人の気持ちに寄り添う」のが流行りですが、仕事と母親の両方につれなくされ、傷心の極みの泉(演:後藤久美子さん)に対する寅次郎のそれは本物です。
寄り添うべき気持ちとその事情を理解せず(→分かった気持ちで)、得意気に甘言を弄するのは、偽善と自己満足に違いありません。


松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 寅次郎の告白 [DVD]
出演:渥美清、吉岡秀隆、後藤久美子、吉田日出子
監督:山田洋次 
松竹
2014-07-25

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2014年12月03日

【邦画】「月光の夏」(1993)

[ひと言感想]
今生の別れに小学校へピアノを弾きに行った事実を風間が認めたのは、吉岡の詫び状への恐縮に加え、生き残り特攻兵からの自己解放に思えます。
人生の側面は、負い目からの解放かもしれません。
人が遂に選好するのは、「喜びの多さ」より「後ろめたさの少なさ」かもしれません。


月光の夏 [DVD]
出演:若村麻由美、田中実、永野典勝、山本圭、渡辺美佐子、仲代達矢
監督:神山征二郎 
ポニーキャニオン
2006-08-02


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2014年12月02日

【邦画】「はやぶさ/HAYABUSA」(2011)

[ひと言感想]
たしかに、人生に「ゴール」という「終わり」が無いように、仕事にも「終わり」は在りませんし、見えませんし、見届けられません。
もし在る、見える、見届けられる、とすれば、それは「仕事」ではなく、既定の作業に身売りする「労働」です。
人類の歴史はイノベーションの歴史であり、イノベーションをもたらしてきたのは「労働」ではなく「仕事」です。
私たちは、「労働」ではなく「仕事」をしなければいけません。


はやぶさ/HAYABUSA [DVD]
出演:竹内結子、高嶋政宏、鶴見辰吾、山本耕史、佐野史郎、西田敏行
監督:堤幸彦 
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2014-11-21

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2014年12月01日

【洋画】「マーガレット・サッチャー 鉄の女の素顔/Margaret Thatcher-The Iron Lady」(2011)

[ひと言感想]
政治家と教師は似ています。
なぜなら、いずれも業績の評価が対象の事情に著しく依存し、かつ、リアルタイムでは凡そ不正確、不明だからです。
金八先生がエリート揃いの開成や、成果主義の郁文館で教鞭をとったら、同窓会に招かれることはありません。(笑)
結局、両者は民主主義や資本主義と馴染まないのでしょうが、現在の所、それらを超える政治経済システムはありません。
サッチャー女史の教えの一つは、「先生足る者、自己評価を後世に丸投げする位で丁度良い」ではないでしょうか。


マーガレット・サッチャー 鉄の女の素顔 [DVD]
主演:マーガレット・サッチャー
監督:アラン・バイロン 
Happinet(SB)(D)
2012-09-04


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