2013年11月

2013年11月30日

【第26期竜王戦/第五局】森内俊之挑戦者、事前研究かつ肉を切らせて骨を断つ▲5七金の攻めと、冷静沈着かつ本領発揮の▲6七銀打の鉄板の受けで、渡辺明竜王から竜王位を奪取、復位

〔ひと言感想〕
63手目、森内俊之挑戦者の▲5七金は、渡辺明竜王の飛車が捕獲でき、金銀二枚換えになるものの、後に自玉を脅かす、矢倉崩しの定番攻撃である△6九銀を許す「悪そう」な攻め手でしたが、敢行の末、功を奏しました。
111手目、森内挑戦者の▲6七銀打は、攻めを急がない、正に冷静沈着かつ本領発揮の鉄板の受けで、渡辺竜王の一縷の望みであった玉頭攻めを断ちました。
「良さそう」と「本当に良い」も、「悪そう」と「本当に悪い」も、根本的に違います。
真理を究めるプロセスで勝利、成功に邂逅すること、そして、勝負所で冷静沈着かつ本領発揮を果たすことこそ、プロフェッショナルの条件に違いありません。


★2013年11月28、29日催行
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/26_05/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/26/ryuou201311280101.html



kimio_memo at 07:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦

2013年11月29日

【邦画】「クヒオ大佐」(2009)

〔ひと言感想〕
恋愛の究極は自己に対してであり、その渦中に理不尽は在り得ません。
結婚詐欺は、自己恋愛者の共犯とその悲劇ではないでしょうか。


クヒオ大佐[DVD]
出演、堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子
監督:吉田大八 
アミューズソフトエンタテインメント
2014-04-23


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2013年11月28日

【洋画】「英国王のスピーチ/The King's Speech」(2010)

〔ひと言感想〕
親友に対して欠かせないのは同情です。
憐憫ではありません。
同情と憐憫の分水嶺は、対等と信頼が基盤に在るか否かです。
対等と信頼を基盤に同情するからこそ、親友の問題は他人事ではなく自分事であり、喧嘩を経て解決に向かうのです。
親友は、対等と信頼の果報です。


英国王のスピーチ スタンダード・エディション [DVD]
主演:コリン・ファース
監督:トム・フーパー 
Happinet(SB)(D)
2012-08-02




kimio_memo at 07:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2013年11月27日

【邦画】「しあわせのパン」(2012)

〔ひと言感想〕
パンが凡そ大きいのは、誰かと分かち合うことの思いやりかもしれません。
そして、「人はパンのみに生くるに非ず」と言いますが、私たちはパンを、明日も、大事な仲間と美味しく分かち合えたら、それだけで本望なのかもしれません。
美味しいから幸せを感じるのか、はたまた、幸せだから美味しく感じるのかはさておき、料理と人情の機微には、敏感であった者勝ちです。


しあわせのパン [DVD]
主演:原田知世、大泉洋
監督:三島有紀子
アミューズソフトエンタテインメント
2012-07-06


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2013年11月25日

【邦画】「幸福のスイッチ」(2006)

〔ひと言感想〕
なるほど、町の電気屋は本来、町の「幸福の電気スイッチ」の見張り番なのかもしれません。
そして、親兄弟は本来、同胞の「幸福の進捗メーター」の見張り番なのかもしれません。
ともあれ、小売店は、モノを売るのではなく、幸福な生活を売らなくてはいけません。


幸福のスイッチ [DVD]
出演:上野樹里、沢田研二
監督:安田真奈 
東北新社
2007-04-04




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2013年11月23日

【第26期竜王戦/第四局】森内俊之挑戦者、不発覚悟で△4四馬を事前研究、試行し、渡辺明竜王を角番に追い込む

〔ひと言感想〕
結局、森内俊之挑戦者が60手目、主流の△4四歩ではなく、△4四馬を事前研究、試行し、馬を攻守にフル活用させたのが功を奏した様ですが、そもそもこの手は渡辺明竜王が45手目、直近主流の宮田新手(▲6五歩)ではなく▲2五桂を事前研究、試行したからこそ指せた手です。
つまり、森内挑戦者の勝負手となった事前研究と試行は、渡辺竜王の事前研究と試行が無ければ、水の泡や不発に終わっていた、ということです。
事前準備はプロフェッショナルの当然事ですが、それは水の泡や不発に終わること、即ち報われないことを想定、当然視の上、励行されて然るべきなのです。
プロフェッショナルの強さの源を改めて窺い知った気がします。


★2013年11月21、22日催行
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/26_04/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/26/ryuou201311210101.html



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2013年11月22日

【マーケティング】「価値創造の思考法」小阪裕司さん

P74
「価値」はお客さんの頭の中にしかない

脳内における価値認識は、先ほどの言葉が入ってきてから起こる。言葉が入る前ではない。言葉が入ってきて、「それが何か?」がなくなり、「買いたい!」という情動が生まれるのだ。

ここで重要なことが二つある。

ひとつは、お客さんが価値を感じるメカニズムは今お話ししてきたものなので、「価値」はお客さんの頭の中に生じるものであるという事実だ。

われわれ売り手や作り手、特に作り手は、丹精込めて苦労を重ねて製品を作り上げるので、商品に価値がある、つまり価値は商品に帰属すると思い込んでいる。そしてそれはある面では事実である。確かにその商品は、現実に大きな価値を持っている。しかし、お客さんがその価値を感じるのは、お客さんの頭の中に価値が生まれた瞬間からなのだ。となれば、商品の持つ価値は、お客さんに伝わらない限り価値とは言えない。お客さんの頭の中で価値と認識されたものだけが価値。つまり、その意味では、価値はお客さんの頭の中にしかないのである。

そしてもうひとつ重要なことがある。人が価値を感じるメカニズムが今お話ししてきたものである以上、お客さんの頭の中で価値が生まれる運命の瞬間を左右するものは、お客さんの脳にどんな情報が入力されたかである。先ほどのワインなら、DMに書かれた文言が、価値が生まれる瞬間を左右するということだ。つまり、価値は情報によって生まれるということである。

「価値は対象顧客に認識されてこそ、価値である。
然るに、商品の価値が価値足り得るには、価値を創造、パッケージング(商品化)することに加え、認識促進情報を十分付加することが欠かせない」。
小阪裕司さんのこのお考えは尤もだ。
実際今、高額衣料が売れないのは、メインターゲットの30代独身男女がファストファッションを超える衣料の価値を認識していない上、メーカーや流通が付加するその認識促進情報が不十分(脆弱)だからだ。

余談だが、「人は見たいモノを見る」と言う。
これは、正確に言えば、「人は、見て理解でき、かつ、肯定的に評価できるモノだけを積極的に見る」ということであり、逆説的に言えば、「人は、見て理解できない、或いは、理解できても肯定的に評価できないモノを、積極的には見ない(→視界から遠ざけるタチがある)」ということだ。
ジャズよりポップスの方が売れるのも、堀江貴文さんが収監に至ったのも、「半沢直樹」がヒットしたのも、「人は見たいモノを見る」からだ。

そして、小阪さんのこのお考えにならえば、「半沢直樹」の(根源)価値は勤め人の悲哀の癒しであり、それを視聴者である彼らの脳に価値認識させたのは、「倍返し」や「土下座」という「見たいモノ」情報だ。
なぜ、代替商品に富む当代資本主義社会で大衆向けにヒット商品を創ろうとすると、或いは、商品を売ろうとすると、成果物やプロセスが旧態依然ないし予定調和的になってしまうのか、非啓蒙的になってしまうのか、はたまた、社会の堕落が加速してしまうのか、改めて理解できた気がする。



価値創造の思考法
小阪 裕司
東洋経済新報社
2012-10-26




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2013年11月21日

【洋画】「グッドフェローズ/Goodfellas」(1990)

〔ひと言感想〕
「良い奴」と「悪い奴」、そして、「仲間」と「敵」は、いずれも紙一重かつ表裏一体です。
物事が思い通りにできても、「良い奴」、「仲間」に一時的に恵まれているだけです。
有頂天や過信は、絶えず慎むのが身の為です。


グッドフェローズ [DVD]
出演:ヘンリー・ヒル、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ
監督:マーティン・スコセッシ 
ワーナー・ホーム・ビデオ
2010-04-21




kimio_memo at 07:30|PermalinkComments(0) 映画 | -ロバート・デ・ニーロ出演作

2013年11月20日

【洋画】「ノウイング/Knowing」(2009)

〔ひと言感想〕
要するに、人生とは、不可避な不条理と折り合いを付けることであり、その正体を知ること、正しく見ること、目を背けないこと、そして、家族の愛を確かめることは、その大きな助けになる、ということなのでしょう。
ともあれ、私たちは、不可避な不条理と可避なそれを絶えず見定め、然るべき運命をまっとうしたいものです。


ノウイング プレミアム・エディション [DVD]
主演:ニコラス・ケイジ
監督:アレックス・プロヤス 
ポニーキャニオン
2010-01-06


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kimio_memo at 07:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2013年11月19日

【BSNHK】「崩壊都市デトロイトで生きる」アンディ・ディドロシィさん

町を救おうという、大それた気持ちではないのですが、知恵と努力で病院や学校へ通う足を作り出せばと思っています

町は人の集合体だ。
然るに、町が破綻したからといって、人はすぐには居なくならない。
人が居る、ということは、生活が在る、ということであり、交通インフラが要る、ということだ。
それも、とりわけ社会的弱者であり、次代への希望とも言える、学校へ通う児童や病院へ通う患者には要る、ということだ。

番組によると、デトロイトは破綻したが、学校へ通う児童や病院へ通う患者にはバスが、しかも、無料のバスが提供されている。
このビジネスを立ち上げたのは、若干25才の生粋のデトロイト市民、アンディ・ディドロシィさんだ。
ディドロシィさんは、上記の思いのもと、このビジネスを立ち上げ、今もなお遂行中だ。

具体的には、オフィス、スタッフ、バスは、格安ないしボランティア価格で調達。
バスは車齢30年と年代モノだが、スタッフに再整備され、かつ、地元アーティストにクールにリ・ペイントされ、若者ウケもゲット。
運営費用は、地元のビール祭りや名物レストラン巡りといった富裕層向けバスツアーを企画し、その利益を充当。
バスには「コンダクター」という世話人を配備し、玄関まで個別に送迎し、児童の安全と両親の安心を保障。
運転手も、運行エリア住民の個別の要望にできる限り耳を傾け、対応に努めている。

ビジネスとは、「特定の誰か」の「耐え難い問題」を解決して対価を得る営みだ。
そして、「特定の誰か」が明確になればなる程、また、「耐え難い問題」が必需であればある程、知恵と努力で遂行でき、かつ、有意義だ。
私は、ディドロシィさんにビジネスの原点と原理を改めて思い知らされた。



★2013年11月16日放送分
http://www.nhk.or.jp/documentary/aired/131116.html



kimio_memo at 07:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) テレビ 

2013年11月18日

【邦画】「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009)

〔ひと言感想〕
たしかに、チームのパフォーマンスは指揮官の決断に帰趨し、物分りの良い指揮官が率いるチームのパフォーマンスは、誤解や顰蹙の絶えない指揮官が率いるチームのそれより劣るものです。
汚名は指揮官の勲章です。
指揮官足る者、絶えず血色良く、部下から恨まれる位で丁度良い。


ジェネラル・ルージュの凱旋 [DVD]
出演:竹内結子、阿部寛、堺雅人
監督:中村義洋 
TCエンタテインメント
2009-09-09




kimio_memo at 07:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2013年11月15日

【邦画】「天国からのエール」(2011)

〔ひと言感想〕
要するに、「説教とは無償の施し」であり、「説教するなら責任取れ」ということなのでしょう。
そして、命懸けでない説教は、高みの見物かつオナニーなのでしょう。
本当に愛されたことの無い人が人を愛せない様に、本当に施されたことの無い人は人に施せないに違いありません。


天国からのエール スタンダード・エディション [DVD]
主演:阿部寛
監督:熊澤誓人 
Happinet(SB)(D)
2012-05-02


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kimio_memo at 07:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2013年11月14日

【経営】「イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル」クレイトン・クリステンセンさん

P268
創造的発見に至るまでの道のりは当然険しいが、困難をはるかに超える見返りが得られる。
ものを生み出す行為は刺激に満ちており、新しい製品やサービス、プロセス、事業につながるアイデアを、一人で、または誰かの力を借りて生み出すのは、血湧き肉踊る体験だ。
もちろん、イノベーションが成功すれば、大きな経済的見返りが得られるが、イノベーションを起こすことで、お金では買えない心理的、感情的な満足感が得られる。
マイクロクレジット事業会社マイクロ・ベンチャーズの共同創設者であり、2010年フィリピン最優秀起業家のファイナリストに選ばれたマーク・ルイズも同じことをいっている。
ぼくは起業家だが金のためにやっているんじゃない。僕を動かしている原動力は、深い使命感と目的意識だ。新しい画期的な解決策をいますぐ必要としている問題がそこにあるのだ」。

マーク・ルイズさんのお考え
は尤もであり、同感だが、深い使命感と目的意識は、起業に限らず、ビジネスの、否、仕事の動機の根本かつ最たるに違いない。
なぜか。

先ず、目的意識だが、これが無い、又は、不明だと、もはやそれは仕事ではない。
何か事を為そうとしているのに、「なぜやるのか?」、「何の為にやるのか?」という意識が無い、又は、不明では、事を為せるはずが無い。
現在、企業の多くがイノベーションと縁遠いのは、否、利益と縁遠いのは、経営者は経営理念を忘れ、社員は「仕事の為の仕事」や「役所仕事」に没我していることが大きい。

そして、使命感だが、仕事の動機、即ち、「”その”仕事を自分がやらなければいけない理由」は、詰る所これ以外無い。
問題意識を、ひいては、目的意識を等しく持つ人は世にごまんと居り、それを実際に仕事として為し、かつ、対象顧客の肯定評価を得る(=対価を払っていただく)には、自他共に認める、勘違いと狂気と紙一重の使命感が最有力だ。
イノベーションは、否、仕事は、恋愛と同様(笑)、出会い頭の勘違いと狂気の為せる業に違いない。







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2013年11月13日

【洋画】「ワールド・オブ・ライズ/Body of Lies」(2008)

〔ひと言感想〕
要するに、人は詰まる所、金や見栄とは心中できないが、仁義や信頼とは心中できる、ということでしょうか。
ともあれ、たしかに人が最後に選び、頼るのは、ハイテク(機械)ではなく、ローテク(人)であり、また、遠くのデキる上司ではなく、身近の親愛なる他人に違いありません。


ワールド・オブ・ライズ 特別版 [DVD]
主演:レオナルド・ディカプリオ
監督:リドリー・スコット 
ワーナー・ホーム・ビデオ
2010-04-21




kimio_memo at 07:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2013年11月11日

【JT杯】久保利明JT杯、時間切迫下の堅実な受けで連覇

DSCF0857〔ひと言感想〕
133手目、 羽生善治三冠の攻めの源をそぐ、久保利明JT杯の▲1五金に感心しました。
切迫時こそ、 逸る気持ちは抑え、守るべきは守るべきに違いありません。


★2013年11月10日催行
http://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/live/index.html
http://live.shogi.or.jp/jt/kifu/34/jt201311100101.html
https://plus.google.com/u/0/photos/104086542955423361492/albums/5944754345121338865

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kimio_memo at 07:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 

2013年11月09日

【NHK】「さよなら川上哲治さん 打撃の神様と言われた男」杉下茂さん

たしかに、フォークボールは自分の決め球だったが、所詮「まやかしのボール」だ。
投手は、針の穴を通すコントロールが必要。
しかし、フォークボールでそんなボールが投げられるはずがない。
フォークボールは無回転だ。
左右に振れながら、ボールの気分で右へ左へ、ジグザグに落ちる。
投げたはいいが、どこに行くか分からない。
「行き先はボールに聞いてください」っていうボールで、当時捕手を何人も怪我させた。
だから、フォークボールで川上(哲治)さんを打ち打ち取っても、スッキリしなかった。
川上さんをど真ん中のストレートで打ち取れる投手になることが、自分のプロの目標だった。
しかし現実は、(打撃の)神様(と称された川上さん)に生意気にストレートだけでいったら、いつも三割台で打たれた。
勝ったのは中日が優勝した昭和29年だけで、「初球からフォークボールで行け」との監督命令に渋々従った。
その他は、カーブを放ろうが、何を放ろうが、全然ダメだった。
蛇に睨まれた蛙の様に、すくんで、ストレートがスーッといっちゃ、ゴンと打たれた。
(※上記内容は意訳&私の理解) 

私が記憶している杉下茂さんのユニフォーム姿は巨人のコーチ時代のそれだけで、さすがに中日の投手時代のそれは無いが、当時杉下さんが「フォークの神様」と称されていたのは知っている。
その杉下さんが、自分アイデンティティとも言うべきフォークボールを、「打撃の神様」であり、かつ、不世出の好敵手であった川上哲治さんの霊前に「まやかしのボール」と切り捨てた。
プロはプロを知り、神様は神様を知る、ということだろう。
杉下さんの矜持に敬服すると共に、川上さんの冥福を祈念したい。(敬礼)



★2013年11月9日放送分
https://twitter.com/nhk_sports/status/398652867000537088
http://megalodon.jp/2013-1109-1137-18/https://pid.nhk.or.jp:443/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20131109-21-15185&pf=p

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kimio_memo at 12:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) テレビ 

【第26期竜王戦/第三局】渡辺明竜王、二連敗の急戦矢倉の三連投で森内俊之挑戦者を頓死に

〔ひと言感想〕
渡辺竜王の、森内玉を頓死へいざなった、106手目△2七歩は天晴れでしたが、森内玉と竜の双方を圧迫すべくグイと前進した、86手目7五金は迫力のひと言でした。
渡辺竜王が、第一局、第二局と連投、連敗した急戦矢倉を、それも、前局の森内挑戦者の手番を敢えて採用したことに、強者の喧嘩の何たるかと作法を見た思いがしました。
意地を張り、相手をノックアウトするには、然るべき作戦が要るに違いありません。 


★2013年11月7、8日催行
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/26_03/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/26/ryuou201311070101.html



kimio_memo at 08:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦

2013年11月08日

【営業/販売】「人を動かす、新たな3原則」ダニエル・ピンクさん、神田昌典さん

P248
見込み客を説得してコンピュータ・システムの新製品を購入させるような通常のセールスでも、娘に宿題をするように説くような売らない売り込みでも、誰かを動かそうとするときはいつも、真のサービスの核心となる次の二つの質問に必ず答えられるようにしよう。

1.自分の売り込むものを相手が受け入れると承諾した場合、その人の人生は向上するだろうか?
2.このやり方を終えたとき、世界は当初よりよいところになるだろうか?


質問に対する答えがどちらか一つでも「ノー」ならば、あなたは間違いを犯しているのだ。

P258(※訳者の神田昌典さんの解説
(著者のダニエル・)ピンクが突き止めたことはーー社会をよくしたいという使命感に基づく強力なモチベーションの結果として、セールス力は自然に発揮される。言いかえれば、セールス力とは、人間誰しも内在している能力であり、それは社会性と一致したときに、自然に解放されるというのだ。

だから、彼が本書で述べるセールスとは、利己のセールスではなく、利他のセールス。社会学、経済学、心理学、芸術をはじめとした一見バラバラなものを深く掘り下げて、人間の本質まで根ざしているからこそ、実践したときには、まったく異なる現実を有む。

セールスをテクニックとして身につければ、まわりから疎まれるが、ピンクが提唱する人間性の深い理解に基づくセールスを実践すれば、まわりから応援されるようになる。つまり彼が教えているのは「売上にならない、売り込み」ではなく、実は「売り込みしない、売上のあげ方」、または「売り込みしない、収入のあげ方」「売り込みしない、評価のあげ方」なのだ。

著者のダニエル・ピンクさんの二つの質問も、訳者の神田昌典さんの「『セールス・テクニック』は市民権を得ない(=社会的に危うい)」との解説も、心底同意、共感する。
だが、これらが正解となるのは、セールスをする本人が人と社会の持続的な繁栄と幸福を希求している場合であり、彼が自分だけの目先の、刹那的なそれらしか希求していない場合は、却って不正解になるから厄介だ。
短期的利益だけを追求するなら、甘言を弄し、正にセールス・テクニックの限りを尽くして、対象顧客の感情を一時的に惑わし、利益を「瞬殺」ならぬ「瞬奪」する、即ち、「売り逃げ」する、のが有効かつ手っ取り早い。
食品の製造流通経路だけでなく、個人のキャリアにもトレーサビリティを適用し、「売り逃げ」履歴情報が公開されれば、本件は解決する可能性が高いが、実現には相当の政治的、社会的困難がある。
セールスで大事なのは、何より先ず、「あるべき」は人と社会の持続的な繁栄と幸福だと、自身を洗脳することかもしれない。



人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!
ダニエル・ピンク(著)
神田昌典(訳) 
講談社
2013-07-04




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2013年11月07日

【洋画】「プライドと偏見/Pride & Prejudice」(2005)

〔ひと言感想〕
プライドの無い人生はつまらないですが、プライドの有り過ぎる人生もつまらないものです。
私たちの終生の大敵は、自己のプライドかもしれません。


プライドと偏見 [DVD]
主演:キーラ・ナイトレイ
監督:ジョー・ライト 
ジェネオン・ユニバーサル
2012-04-13




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2013年11月05日

【洋画】「新しい人生のはじめかた/Last Chance Harvey」(2008)

〔ひと言感想〕
成る程、たしかに、人が年齢を重ねるほど諦観と孤立を選好しがちですが、それは、傷心に臆病に、変化や挑戦に億劫になるからかもしれません。
諦観と孤立が「確実に」もたらす楽さ(らくさ)にすがるか、はたまた、変化や挑戦が「もしかしたら」もたらす楽しさに賭けるか。
「楽な人生」と「楽しい人生」は似て非なるものであり、いずれに恵まれるかは正に自己責任です。

そして、恋愛の本質は、自分のアイデンティティと居場所の確保かもしれません。
数多の無礼な他者から心身を守るには、理解者と帰る所の存在が有効に違いありません。


新しい人生のはじめかた [DVD]
主演:ダスティン・ホフマン、エマ・トンプソン
監督:ジョエル・ホプキンス 
ビクターエンタテインメント
2010-08-06




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2013年11月01日

【経営/営業】「ビジネス交渉と意思決定」印南一路さん

P38
(2)痛み分け戦術

(1)のボルウェア戦術とは反対に、痛み分けこそが交渉であると思っている人もいおる。
痛み分けは、ある意味では交渉当事者双方が同じように不利益を被るというものである。
結果平等主義の価値の強い日本では支持されがちであり、アメリカがWIN-WIN(利益交換)型交渉を強調するのに比べ、LOSE-LOSE(痛み分け)型交渉を強調するという意味で興味深い。

しかし、よく考えてみると、後述する利益交換や創造的問題解決の努力を惜しみ、安易にコンフリクトを回避する戦術でしかないことがわかる。
交渉当事者全員に不満しか残さないことが最大の欠点である。
負けを対等にしようとする意味では、後述する固定パイ幻想に囚われている証拠でもある。

交渉の目的、ゴールは相互満足だ。
不満が残る交渉は禍根を残し、早晩、両者に新たな問題や災いをもたらす。
然るに、交渉の本質は「相手を勝たせること」であり、具体的に言えば、相手が希望する利益とその源泉を優先順位に沿って網羅的に把握し、自分が希望する利益と交換できかつ高順位なそれらを保証することだ。
女性がセックスの前に男性と約束事を交わす場合が少なくないのはそういうことであり、男性より女性の方が凡そ交渉上手だ。(笑)

「私たち日本人が思考かつ志向する『交渉』は、WIN-WIN(利益交換)型ではなく、LOSE-LOSE(痛み分け)型交渉であり、それは、『社会におけるパイの分量は一定、固定的である』との習慣的、文化的誤解に基づく悪弊である」との印南一路さんのお考えは、全くの同感だ。
菅直人元首相が依然「最小不幸社会」を唱えているのも、社会主義者としての思考停止に加え、閉鎖が旨の「ムラ社会」に由来するこの悪弊の因果ではないか。

また、私たちはとりわけビジネスシーンで「痛み分け型」交渉を思考かつ志向するが、それは、そもそもビジネスにおける主張の多くが不本意で、後ろめたさがあるからではないか。
紹介販売の折、お客さまについ、「すみません」を連呼してしまうのはそういうことではないか。
私たちは、ビジネスの交渉に際し、先ず主張を完全に自説化し、自分で自分を洗脳しておく必要がある。







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